長女が保育園児、小学一年生の時、アタマジラミを持って帰ってきました。
シラミって、すごい生命力ですね。人の頭のみでしか生きられないのにもかかわらず、ゴキブリのごとくいまだにしぶとく生き残り続けています。
シラミがわくなんて不潔な!・・・なんていうイメージを持っていましたが、違います。不潔にしていたら頭に湧いてくるのではくるわけではなく、ピョン!とシラミのいる頭から飛び移られて感染するのです。
成虫1匹くらいでは、まず気が付きません。そいつが卵を10個前後産み、幼虫から成虫になり、更に卵が増えて・・・と、ざっと2週間以上の共存を経て存在に気付くのです。想像すると寒気がします。
かわいい娘の頭に、アレがわさわさっと我が物顔で歩く様には背筋がぞっとなりますが、いざ捕獲・撲滅作戦をとるとなると、不思議とわくわくしてきます。ニットフリーコームですきとり、ウェットティッシュで確保する。そしてソロソロ歩くシラミをプチっというまで潰す。この一連の作業がたまりません。
シラミを初めて発見したときに思いつくことですが、
①病院へ行く・・・治療はありません。蚊と一緒なので自分でとってね、とやり方(コームとシャンプーの紹介)を教えてくれます。ニットトフリーコームは病院で購入できました。
②殺虫剤入りのシャンプーを使う・・・ドラッグストアで購入できます。高いし、きしむし、何より体にはよくありません。さらに、卵や耐性シラミには効きません。
③ニットフリーコーム
ニットフリーコームは、女子のいる家庭では一つあると便利です。子供の細い髪では、卵をすきそびれたり、私の太い髪では、キューティクルがべきべきはがされて髪の毛が悲鳴をあげたりします。でも、シラミを除去するにはコスパも良く、必須アイテムです。めっちゃとれて気持ちがいいです。
卵は生え際あたりにたくさん産まれています。すきそびれたら、目でみて爪でひっかけてとります。シラミはすべての成長段階が目視確認できるサイズなのでご安心を。
結論!ニットフリーコームさえあれば大丈夫!朝晩1回ずつ、家族全員髪をすく。落ちたシラミは1日~2日で死んでしまうそうですが、また髪に付くと嫌なので枕元には朝だけ掃除機をかける。これで3日くらいで退治できます。
保育園の対応には参りました。保育園としての明確な対応を決めていなかったらしく、「お姉ちゃんにシラミがいましたが、この3人は大丈夫です、ニットフリーコームで確認しました。」と報告しようものなら、「さっき、白いものが動いてました!(坊主頭二郎のゴミ)」「これもね、シラミなんですよ(坊主頭三郎のフケ)」と、先生方の過剰反応にドン引きです。
いーなーいと言うのに、なぜか掛け布団を毎日持ち帰らせられるし、もう次回からは言うまいと心に固く誓いました。
とれたシラミでプチ実験をしました。
①水につける・・・しばらく生き延びる。確かにシャンプー程度では効かないだろうなあ
②シャンプー原液につける・・・即死ぬ。でも、頭でこれをやるとなると量がいるのと、洗い流しが大変。
③クレンジングオイル・・・即死ぬ。やはり髪だと量がいる。でも洗い流しはサラリ、そして髪にやさしい気がする。
殺虫剤シャンプーを買うぐらいなら、安めのクレンジングオイル1本を買ってオイルパックしたほうが良いのかも(・・?次回試します。